一人声劇ループepisode4~episode5ストーリー紹介 2019/09/29 03:01 Facebookでシェア URLをコピー 報告 一人声劇ループepisode4~episode5ストーリー紹介episode 4 絶望 ーHopelessー 天野の下を訪れた馨に彼はループとはコンピューター上に仮想の宇宙を想像し、その宇宙の環境を現在の宇宙と同じ条件にしてシュミレーションする事で宇宙、地球、生命誕生の謎を研究すると共に、今後の地球や人類の未来を予測する為のプロジェクトだったと説明する。その結果、仮想の宇宙に地球が生まれ、生命が宿り、人類と思われる人工生命が誕生し、実際の地球と似た歴史を辿り繁栄したが、ループ内の時代が現代に近づいたある日、リングウイルスと呼ばれるコンピューターウイルスがループ内に蔓延、その結果ループ内の生命が一つの遺伝子に収斂して多様性を失い癌化した事が明かされる。更にループの関係者だったロスマン博士が、ヒト癌ウイルス発生の鍵を握るのはリングウイルス蔓延に関わったタカヤマというループ内生命体であると意味深な言葉を残して失踪したことも馨は知る。徐々にヒト癌ウイルスの正体に近づいて行く馨だったが、その矢先亮次が飛び降り自殺を行い亡くなってしまうのだった。episode 5 旅立 ーOne hopeー 亮次が自殺してから、礼子は馨に対して心を閉ざしていた。礼子から拒絶された馨は説得の末に礼子と会う約束をする。礼子は馨を拒絶した理由を亮次が自分達の関係を悟っており裏切られたと感じたことで自殺したのだと明かし、その証拠として亮次の遺書を見せる。また、礼子は馨の子供を妊娠しており亮次の死と引き換えに宿った生命を産みたいが、産んだところで亮次と同じくヒト癌ウイルスに侵され死んでゆく可能性を語り、希望のないこの時代に産んでいいのか悩んでいる事も明かす。馨はこのままでは礼子が心身を破綻させ自殺しかねないと判断し、彼女と生まれてくる子供を救うべくヒト癌ウイルスと戦う事を決意する。そんな馨に彼の母である真知子はヒト癌ウイルスを克服したとされる人間の記事と北米インディアンの民話を見せ、この二つの記事に出てくる場所が馨が10年前に発見した北米砂漠地帯である事を明かす。様々な情報が北米砂漠地帯に導いていると悟った馨はこの地へと出発する