手紙

手紙

重なった道寄り添って
春夏秋冬を繰り返す日々に
大声で生まれた真っ白な手
作る未来が輝いてさ
君がぎこちなく笑うだけで
君が訳もわからず泣くだけで
君が隣で寝ているだけで
僕の生きる意味に変わったんだ
傷つかないように迷わないように
当たり前に繋ぐ手も
少しずつ離れていく中で
心に残す感情は

あと何回君と手を繋げるかな
あと何回君の頭を撫でられるかな
あと何回君の泣き顔を見れるかな
あと何回そばで笑顔を見れるかな
そんなことばかり考えるひと時が
とてもとても幸せです
とてもとても、、、

君を抱っこした時  君の髪を乾かした時
感じる成長に 心写すのは喜びと寂しさなんだ
深い霧 道に迷って泣いていても
いつかは離すその手
どうか幸せになってください
もし願いが叶うなら 僕の人生最後の日には
もう一回だけ最後にもう一回だけ
この手を握ってください
でも顔は見ないでください
きっと我慢していたものが溢れて
泣いてしまうと思うから

あと何回君と手を繋げるかな
あと何回君の頭を撫でられるかな
あと何回君の泣き顔を見れるかな
あと何回そばで笑顔を見れるかな
そんなことばかり考える今が
とてもとても幸せです
ありがとうありがとう

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