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共産党改革のヒントは生協に?

共産党改革のヒントは生協に?

党員除名問題で内外に向かい風波風が打ち寄せている日本共産党。党首公選制や防衛論など、はたまた末端組織の高齢化などなど様々な問題が沸々とるするなか、現行の中央集団指導体制の是非、改革はのヒントどこにあるのだろうか? その一つは生協にあるのかもしれない。

前身を戦前から持つ生協も一部にはあるが、そのほとんどは戦後に出来た生協である。現存のスーパーマーケット型生協の多数は元々職域生協や大学生協だったものが市民生協化したもので、そのため現在でも労働問題などの社会問題に関心が高い。

それらの市民生協も70年代から80年代には斜陽化する。その一因は社会運動から入ったため小売業のノウハウが未熟だったことと、未熟なりにやってきた創業世代の高齢化やワンマン化で顧客である組合員が離れていったために傾いていった。

傾く生協は好景気に浮かれて次々と異業種への拡大へと突き進む。これは急成長を続けているダイエーへの対抗心と模倣でしかなかったのではないだろうか。

傾くだけならまだよかったが、その傾きに力を与え崩壊に向かさせる一大事が発生した。バブル崩壊である。この時期にいくつかの生協が破綻し、全国で2番目の規模で、北海道最大の市民生協であるコープさっぽろも破綻しかける。

そのことを危機感を持った全国組織「生協連」は救いの手をさしのべる。「生協連」出身の理事長による組織改革で窮地を脱出。「イオン北海道」「アークス」「コープさっぽろ」という北海道の3大スーパーの一角を盤石なものとした。

正直、20~30年前のコープさっぽろは古臭い店というイメージだった。店舗のリニューアルなどという外観の綺麗さもさることながら、店内の雰囲気や広告ひとつとっても大きな変化を感じる。残っている従来型店舗の改装もう少しで一巡するだろう。

とりあえず超簡単に「生協」の変化を書いた。みすみす顧客(市民、組合員、党員)が離れるのを眺めるか、食い止めるか…どうするんだろう、共産党。

とりとめない文で失礼しました。

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