大人とか、年上とか。

大人とか、年上とか。

今より若い頃、10代や20代の頃、大人は知識があって、知恵があって、思慮深くて、思いやりがあって、しっかりしていて、とにかくちゃんとしているものだと勝手に思い込んでいました。考えてみればそんな人ばかりじゃないことは分かりきったことだったのに、それでも「大人はそうだ」と思っていた。というか「大人はそうであってほしい」という願望だったのだろう。

私も40代になり、数年ほど勤めている今の職場を見渡すと、知恵も知識もなく、浅慮で、適当で、だらしがない大人があっちにもこっちにもいて、私が抱いてたのはただただ儚い願望だったのだと気付いた。私は今更何をいっているのでしょうか?

年上の同僚が起こしてとある些細な、本当に些細な問題に対して、私が注意しても、居直ったり、ふて腐れたり、逆ギレしたり…中学生じゃあるまいし、年上の大人に対して叱責しなきゃならんのだろうとガッカリしてしまう。

こんな大人たちが作った、いや作ったつもりもないだろうけど、そんな崩れがけの社会に嫌々生きていくしかないのが腹立たしい。

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